看護師をしている方は、「少しずつ経験を増やし、スキルアップをしていきたい」と考えている方も多いと思います。「いつかは、看護師長を目指したい」と考えている方もいるでしょう。看護師という仕事は、やり方次第で女性でもスキルアップしやすい環境といえますから、とても魅力的な職種とも言えますよね。「看護師長にもなれば、収入も満足出来るだろう」と思っている方も多いでしょう。
そんな方のために、看護師長の待遇面について調べてみました。まず、看護師長というと、高い収入のイメージがあるかと思います。実際に看護師長の収入は、45歳の月収平均は45万円。年収は、650万円から700万円と言われており、同じ年代の事務職の女性と比べるとかなり高いと言えます。事務職の平均年収は、280万円から300万円といわれていますから、2倍以上もの年収をもらっていることになります。
これを聞くと、「収入も良いから、いつかは看護師長を目指したい」と思われる方も多いと思いますが、実際に看護師長として仕事をしている方の多くは、「この収入では割に合わない」と感じている方がほとんど。看護師長ともなれば、仕事量は莫大となりますし、残業も増えます。さらに、仕事だけでなく同僚内で起こるトラブルなどもしっかりまとめていかなければなりません。ただ、経験を積むだけでなれる職業ではないのです。
このように、看護師長になった方の中には待遇面に対してストレスを感じている方もいます。病院をひっぱっていくだけの覚悟がなければ、看護師長という仕事は勤まらないのかもしれません。それでも上を目指したいのであれば、あらかじめ看護師長の現状を知ることが大事です。
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